the chairman’s voice

ワンダーフェスティバル
実行委員会
代表 挨拶

代表写真

the chairman’s voice

ワンダーフェスティバル
実行委員会 代表 挨拶

文/宮脇修一

株式会社海洋堂 取締役専務
ワンダーフェスティバル実行委員会代表

Text by Miyawaki Syuichi

ワンダーフェスティバル、久しぶりのリアル開催となりました。最後に幕張メッセにおける「リアル」ワンダーフェスティバル(以下「ワンフェス」)が開催されたのは2020年冬で、リアルでの開催は3回に渡って中止となっておりました。その間にオンラインにて2回ほど開催しましたが、ワンフェス最大の魅力である、造形作品を実際に目の当たりにし、作品からにじみ出る造形作家の想い、感情、情熱を感じ取り、作品の大きさ、彩色技法、ブースのディスプレイを見ること、ディーラーさんとの交流などはできませんでした。

今回の「リアル」ワンフェスは、コロナ禍の中での開催ということで、大きな制約を受けることとなります。入場してまず感じられるのは、密を避けるために広くとられた通路(そのため抽選により参加できなかったディーラーさんもおられたことは誠に申し訳ないと思っております)、また企業ディーラースペースもその多くが出展を縮小あるいは自粛された状況もあり、いつも通りの華やかさには欠けるかも知れません。また、当然ながら最近のワンフェスの勢い、熱量に大きく関わっている海外からの出展者や一般参加者が来場できない状況であり、その面でも物足りないかも知れません。しかし、ワンフェスが開催されなかったこの2年間、造形作家の皆さんの作品づくりにかける時間、エネルギーの凝縮から生み出された作品たちは、きっと多くの人を驚かす素晴らしい造形物になっていることだろうと思います。

ワンダーフェスティバル2020[冬]開催の様子

会場は今回もただただ広い幕張メッセ8ホールをすべて使用しての開催です。このコロナ禍の中でも、有り難いことに大変多くの出展申し込みがあり、ワンフェスの魅力の1つである巨大なお祭り会場としての空間を形成できることになりました。同種イベント中、最も多くの参加者が一堂に会することはお祭りとしてのワンフェスの重要な要素であります。会場へお越しいただき、熱い造型意欲を持つお気に入りの作家に会う、作品やメーカー限定品を購入する、コスプレを楽しむ、ステージイベントを見る、お祭りの空気感を楽しむため足の向くままウロウロしてみる、などなど本当に幅広い魅力をもつイベントであることは自慢です。

ただ、この原稿を書いている2021年12月から、開催日までに状況がどのように推移しているか予想がつかない状況です。しかし無事開催されることを前提として、準備に全力で取り組んでいるところです。
会場で皆様と一緒に多くの作品を見られることを楽しみにしております。